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馬上少年過ぐ (新潮文庫) 
評価:
司馬 遼太郎
新潮社
¥ 620
(1978-11)
Amazonランキング: 198595位
Amazonおすすめ度:
司馬未体験の方は是非。
充足感
粒ぞろい
 本書は司馬遼太郎の短編が数編収録されている。タイトルの「馬上少年過ぐ」は伊達政宗の章。実母との確執や父・輝宗もろとも撃ち殺した事件の顛末についても書かれている。幕末の越後長岡藩の家老になった河井継之助を書いた章もある。河井に関しては同著者の「峠」が著名。
 全編を通して戦国期、幕末期、江戸期を舞台にした内容。どの章も程々の分量で手軽に読める。文学における当然の手法でもあるのだが、登場人物を踊らせながら当時の社会の「クセ」を読み解いている。日本人の機微に関しては数百年前と現在と、あまり変わっているわけじゃないと感じたりもする。人間は生まれては死んでいく。英雄もまた然り。小説の題材になるような人物に言えることは、その生き方が時代、制度、地域風習、突飛さ、あるいは普通平均を象徴しているということではないだろうか。

 もし普段持ち歩いているカバンに本の一冊も入っていないのであれば、本書をしのばせておくのも悪くない。現代の空気を吸う我々も、彼らと同じように「歴史」になる日が訪れる。そもそも時代小説というのは、読み手である自分がいつかは歴史になることをおぼろげにでも考えながら読むものなんじゃないかと思うのである。
| 本ココ! | 12:06 | comments(0) | trackbacks(0)
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