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ドラゴンボール 完全版第15巻 (鳥山明) 
 国民的漫画を通り越して、今や世界的漫画に成長した『ドラゴンボール』を久々に読んだのでレビューしたい。

 面白い。率直に言って今でも夢中になって読んでしまう面白さだ。今回は完全版14・15巻を読んだのだが、丁度サイヤ人2名(ベジータ・ナッパ)が地球に来襲してピッコロやクリリン達が応戦するという場面である。ドラゴンボールは主人公・孫悟空が子供体型から大人体型に遷り変わる過程で、徐々にストーリーも冒険中心から戦闘中心に主題をシフトさせてきた漫画だ。そしてサイヤ人編は悟空の兄であったラディッツが地球にやってくるあたりで大きく戦闘マンガに切り替わるチャプター(章)でもあった。本作において「戦闘力」という表現が出てくるのもこのラディッツ登場からだ。戦闘力を測るスカウターというアイテムもここで初登場。当時、おもちゃになるほど子供にとってスカウターの人気は大きかったように記憶している。

 さて、14巻は主に地球連合軍(ピッコロ・悟飯・クリリン・天津飯・チャオズ・ヤムチャ)とサイヤ人ナッパの戦いが収録されている。サイヤ人編は初めて地球外の敵との戦いが展開されたのであるが、その戦いのスケールは以前のドラゴンボールのものとは全く違うものであった。ラディッツ登場時の恐るべき強さにも随分と驚いたものだが、後からやって来たベジータ・ナッパの二人のサイヤ人の圧倒的な恐ろしさたるや読者の興奮を誘ってやまないものであったに違いない。
 悟空はラディッツを倒すためにピッコロの必殺技を受け死亡する。死後、悟空は界王様の元で修行を重ねてドラゴンボールにより復活を遂げることになる。余談だが界王様の元にいたバブルス君はかなりいい味を出していたキャラであった。アニメ版でのバブルス君の声優は素晴らしい声を聞かせてくれており、あまりにもハマり役だったように記憶する。悟空の弟子入り試験はダジャレで界王様を笑わすこと。悟空は作中で最初で最後と思われる「ふとんがふっとんだ!」のダジャレで難関をクリア。こうした地球に迫っている深刻な危機感と、現場でのゆるーいやり取りの温度差がドラゴンボールの特徴の一つでもある。結果として読者を疲れさせない構成になっていたのではないかと思うがどうだろか。フリーザ編で登場するギニュー特選隊のファイティングポーズや悟飯・ビーデルが演じたグレートサイヤマンのポーズなど、明らかに緊張感とはかけ離れたものであった。特にギニュー特選隊がフリーザの前でポーズを取った時に彼をあっけにとらせるシーンがあったが、あのような緩い「間」があることを私はかなり楽しんだし、また評価したいとも思う。ドラゴンボールの味はあのような場面にも染み出ているように感じてならない。

 さて、悟空が復活して蛇の道を戻るまでの間に地球連合軍はナッパによりほぼ壊滅状態に追い込まれていた。悟飯をかばいピッコロが死亡。バタバタと準主役級が死んでいくシーンでもある。悟空は全滅直前の皆の前に登場しナッパをひとひねりにする。この登場シーンはナメック星でギニュー特選隊を相手に全滅しかかっていた地球人+ベジータの前に遅れてやってきた悟空が彼らを蹴散らす場面と酷似している。ともあれ、ベジータは使い物にならなくなったナッパを消し去り、悟空とタイマンになる。ベジータはとにかくサイヤ人王子の超エリートという言葉を連発するも、悟空との戦いは互角か押され気味で冷静さを失って激昂する姿が目に付く。実力の尺度を門地や生まれの差で測ろうとする思考はこの後のベジータにもずっとついてまわっており、彼の特徴を表す一面でもある。ちなみにナッパも悟空にやられている時に「名門出のオレが下級戦士などに負けるわけが〜」などと叫んでいた。

 予想外の悟空の強さに追い込まれたベジータが人工の月を作り出し大猿に変身するシーンなどは白眉であった。しかも悟空の大猿のように理性を失うことなく的確に対象を定め攻撃することが可能である点、鍛え抜かれたサイヤ人の姿が見て取れる。野次馬的に現場に来ていたヤジロベーによる一世一代のベジータのシッポ切りが成功し、大猿ベジータは縮小。それでもベジータの優位は動かない。悟空はボロボロの体ではあるが元気玉をクリリンに託し、これが見事にベジータに命中。ほぼ死にかけるところまでベジータを追い詰めるも、とどめを刺すまでに至らない。その後ベジータが作った月を悟飯が見ることにより大猿化しベジータを強襲する。ベジータは気円斬のような技を使いご飯のシッポを切り落とすも、悟飯は大猿の姿のまま無意識にベジータに対してパワーボムを見舞う。全くもって圧巻のシーンの連続である。追い詰められた最強戦士ベジータの危機感がよく伝わってくる秀逸なコマ割であった。傷ついたベジータは乗ってきた宇宙船を呼び、悟空の命乞いもあり、どうにか地球を脱出。ひとまず地球は守られたのである。

 以上、悟空とベジータが激突するシーンは15巻に収められている。14・15巻はナッパ・ベジータとの直接対決が描かれており見所は多い。もうドラゴンボールという作品が終了してからかなりの年月が経つのだが、いまだに最新ゲームが発売されるなど人気に陰りを見せていない。ドラゴンボール旋風は一体いつまで続くのだろうか。凄まじい作品である。
| 本ココ! | 08:11 | comments(1) | trackbacks(1)
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コメント

クリちゃんペロペロしってきったよぉぉぉ!!!!
時間なくてハメハメできなかったけど、3万もらってウマウマ!!(゚∀゚)
ていうかコレ、ち○こ突っ込んだら、金額やばいことになるんじゃね?笑
http://1pgm36l.mik.blue-ski.info/1pgm36l/
| たくや | 2011/03/25 6:49 PM |
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ドラゴンボールについて
ナメック星に住むナメック星人は、ナメクジを擬人化した外見をしており、体色が緑色である。腕は伸縮自在。体力を消耗するが体の一部分を切断されても頭部が無事であれば自由に再生できる。巨大化する能力も確認されている。戦闘タイプとそれ以外のタイプに分けられる。
| ドラゴンボールについて | 2007/04/20 8:18 PM |
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