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Life 
Life
Life

TM NETWORKのギタリスト木根尚登のニューアルバムが発売された。彼のエッセーも掲載されている。音楽性もさることながら、思考そのものも深化していると思われる。人間がその生をどう捉えるかは生きている人間の数だけ違うと言えよう。そうした捉え方が深化するごとに楽曲の雰囲気は当然変わってくる。木根氏も50歳を迎えようとしている。好き、嫌いとはまた違う次元を見つめる彼にとって、音楽で表現したいことが鮮明になってきているのかもしれない。
今作のタイトルである『Life』を彼は「暮らし」と捉えているという。それは「暗し」にも通じ、実際語源を調べると「暮」にはそのような意味があるのだそうだ。その日その日に思いを馳せていくことなのだと。年月を重ねるほど振り返ることの出来る日の数は増えていく。ただ生きているだけでは考えようもないことを彼は捉えようとした。その一つの形が今作であろう。
『6月6日』という曲が収録されている。ユンカースという仲間を偲ぶ歌である。私の記憶が間違いでなければユンカースは小室哲哉氏の飼い犬であった。そして木根氏がかつて小説の主人公としたのもそのユンカースであったと記憶する。こうして曲にすることでユンカースはまた心の中で昇華していく。聴いている我々にもユンカースを偲ばせるのである。深みとは「共感」を呼ぶのではないだろうか。ふと、『Life』を通して聴いていてそのように感じた。
木根氏は世にある流行歌のような体裁は採っていない。取り繕いも、格好つけも、気のてらいもない。それだけに受け手の音楽を聴くスタンスも問われるのである。私は十分に満足した。旋律の優しいギターの弦の音色…。
『Life』を聴きながら何度も空を見上げた。何度も立ち止まった。己を振り返った。
心からの「ありがとう」を氏には伝えたい。
| 音ココ! | 14:03 | comments(0) | trackbacks(0)
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